シンガポールの公共交通機関は2020年6月2日をもって、営業時間および運行間隔を緊急事態宣言(サーキットブレーカー)発動前に戻す。これまで、座席等に貼られていたソーシャル・ディスタンス(セーフ・ディスタンス)表示は段階的に撤去される。
シンガポール陸運局(LTA)によると、バスターミナルや電車のホームでの待ち行列のためのたソーシャル・ディスタンス(セーフ・ディスタンス)表示は撤去されるが、バス停やバスターミナルの席のたソーシャル・ディスタンス(セーフ・ディスタンス)表示は継続される。今後、サーキットブレーカーが緩和されるにつれ、移動する客が増えることによる影響を避けるための措置である。また、公共交通機関の利用者は、依然としてマスクを着用する必要があること、移動中の電話や会話を控えることが社会的責任として求められることを付け加えた。
Khaw Boon Wan運輸大臣は、多くの通勤客が戻ることにより、ソーシャル・ディスタンス(セーフ・ディスタンス)を確保することが難しいと述べ、時差通勤やテレワークの利用を求めた。
詳細は下記のFacebookへの投稿を参照。

As Circuit Breaker Ends

Singaporeans are looking forward to tomorrow, as today marks the end of the two-month circuit…

Khaw Boon Wanさんの投稿 2020年5月31日日曜日

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シンガポールで広がるソーシャル・ディスタンス(セーフ・ディスタンス)