オーストラリア首都特別地域(Australian Capital Territory)では、本日2020年8月10日より午前9時から、「新型コロナウイルスに対して安全な豪州のためのロードマップ」のステージ3,ステップ3.1に移行し、制限措置が一部緩和された。
これに伴い、経済活動は下記の通り緩和となる。
(1)ACT(オーストラリア首都特別地域)で再開できる施設
- フードコート
- カジノや社交クラブ
- サウナやスチームルームのような蒸気を利用した施設
(2)ACT(オーストラリア首都特別地域)で新たに適用されるルール
- コミュニティスポーツの場(屋外、屋内とも)において、4平米あたりに1人のルール内で、最大100人の観客の観戦が可能。これには、スタッフと参加者の人数は含まない
- バー、パブ、及びクラブでは、着席した客に対し、グループの人数に制限なく、アルコールを提供することが可能
- ジムやヘルスクラブではスタッフのいない時間帯でも最大25名での利用が可能
- 全ての施設は、収容可能人数を入り口に明示しなければならない
- 今回新たに再開する施設は、COVID Safety Plan を策定しなければならない
(3)ACT(オーストラリア首都特別地域)でこれまで通り適用されるルール
- 世帯間の訪問は無制限
- 屋外での集会の人数は100人まで
- 屋内・屋外の利用可能なスペースに、4平米に1人あたりのルールが適用され、最大100人まで。これには施設のスタッフは含まない
詳細は在オーストラリア日本国大使館領事部のアナウンスを参照
8月6日、ACT政府のバー首席大臣は、8月10日(月)午前9時から、制限措置の一部緩和(ステージ3,ステップ3.1への移行)を 実施することを決定した旨発表しました。 https://t.co/g1SLuBc0wf
— 在オーストラリア日本大使館 (@JapanEmb_AUS) August 6, 2020
なお、ビクトリア州では新型コロナ(COVID-19)の感染が拡大しており、昨日322人の新規感染者、19人の死者が報告されている