南アフリカ共和国のシリル・ラマポーザ大統領は2020年3月23日、新型コロナウィルス(COVID-19)に対応するため、全国的にロックダウン(都市封鎖)を行うことを発表した。3月26日(木)の深夜から4月16日まで外出が制限される。

南アフリカ共和国の保健省は同じく23日に新型コロナウィルス(COVID-19)の感染者数が402人に達したことを発表し、この結果を受けた措置と言える。

ラマポーザ大統領は「これは南アフリカの何百万人もの人を感染から救い、数十万人の命を救う決定的な措置です。」と、ロックダウンへの理解を求めた。

外出禁止から免除されるのは、下記の業種に従事する者

  • SAPS(警察特殊タスクフォース)
  • SANDF(南アフリカ国防軍)
  • 医療従事者
  • 救急隊員
  • 警備サービス職員
  • 軍隊医療従事者
  • 兵士

また、下記の業種については通常通り営業する

  • 銀行
  • ガソリンスタンド
  • 薬局
  • 研究所
  • スーパーマーケット
  • 病院

市民についても、食料の購入や通院などの必要不可欠な外出は許可される。

ラマポーザ大統領の発表は下記の動画を参照